
先に簡単な結論を書いてしまうと、
- 驚異的な処理能力、高いリフレッシュレートとタッチサンプリングレート、バッテリー性能の良さが欲しい方は「OnePlus 15」
- ゲーミングスマホ並みの処理性能は必要無い方、イヤホンジャックが欲しい方、スピーカーの音質が欲しい方、物理シャッターボタンが欲しい方は「Xperia 1 VII」
と言う様な事が言えます。
とは言っても、これ以外にも考慮すべきポイントはあるのでこの記事では、
- 簡単な特徴
- 比較スペック表
- 項目別比較
- まとめ
という流れで、「どっちが自分向きか」を判断できるように解説します。
Contents
早く把握したい人向けの簡単な特徴
- 異次元の処理能力
- 超大容量のバッテリー&爆速充電
- 165Hzリフレッシュレートと最大3,200Hzのタッチレスポンス
- 8Kの動画撮影に対応
- おサイフケータイ(FeliCa)には非対応
- microSDXC(最大2TB)に対応
- イヤホンジャック搭載
- フルエンクロージャー構造で音質に優れたスピーカー
- 「OnePlus 15」よりも幅と重量が小さい
- 生体認証が指紋認証のみ
- 物理シャッターボタン搭載
- 充電器とケーブルの付属無し
比較スペック表
基本情報
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年6月 | 中国:2025/10 グローバル:2025/11 |
| OS | Android | OxygenOS (Androidベース) |
| SoC | Snapdragon 8 Elite (Gen4) | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| メモリ | 12GB 16GB | 12GB 16GB |
| ストレージ | 256GB 512GB | 256GB 512GB 1TB |
| microSD | microSDXC (最大2TB) | 非対応 |
| 生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 顔認証 |
| 端子 | USB Type-C イヤホンジャック(3.5mm) | USB Type-C |
| スピーカー | フルステージステレオスピーカー (フルエンクロージャー構造) | ステレオスピーカー |
ベンチマーク(2026年2月時点の平均値(AI調べ))
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| AnTuTu (v11) | 約 2,750,000 | 約 3,700,000 |
| Geekbench(シングル) | 約 2,900 | 約 3,550 |
| Geekbench(マルチ) | 約 8,900 | 約 10,300 |
| シングル | |
|---|---|
| 800〜1,200 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 1,200〜1,800 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 1,800〜2,400 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 2,400〜3,200 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
| マルチ | |
|---|---|
| 2,000〜3,500 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 3,500〜6,000 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 6,000〜8,500 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 8,500〜12,000 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
| AnTuTu v11 | |
|---|---|
| 〜130万 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 130万〜150万 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 150万〜190万 | 上位~ハイエンド一歩手前 (普段使いは勿論、ライトなゲームも快適。 重めな3Dゲームは物足りない可能性が高い) |
| 190万〜220万 | ハイエンドクラスの入口辺り (重めな3Dゲームも出来るが最高設定は厳しめ) |
| 220万〜270万 | ハイエンド級 |
| 270万〜300万 | ハイエンドの中でも上位クラス |
| 300万〜370万 | ハイエンドの中でも超上位 |
| それ以上 | 別格 (ゲーミング特化のトップクラスが多い) |
ディスプレイ
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| パネル | 有機EL(OLED) | LTPO OLED |
| 画面サイズ | 約6.5インチ | 6.78インチ |
| アスペクト比 | 19.5:9 | 19.5:9 |
| 解像度 | 2340×1080 | 2772 × 1272 |
| PPI | 396 ppi | 450 ppi |
| リフレッシュレート | 1〜120Hz (可変) | 1–165Hz (可変 ) |
| タッチサンプリング | 240Hz | 最大3,200Hz |
| 輝度 | 前機種から20%向上 (具体的な数値非公開) | ピーク輝度1,800nits |
本体
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| 高さ | 約162mm | 161.4mm |
| 幅 | 約74mm | 76.7mm |
| 厚さ | 約8.2mm | 8.2mm(Infinite Black/Ultra Violet) 8.1mm(Sand Storm) |
| 重量 | 約197g | 215g(Infinite Black/Ultra Violet) 211g(Sand Storm) |
| 防水防塵 | 防水:IPX5 / IPX8 防塵:IP6X | IP66 / IP68 / IP69 / IP69K |
カメラ
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| リアカメラ構成 | 広角 超広角 望遠 | 広角 超広角 望遠 |
| 広角 | 52MP(Full aspect) 48MP(Effective) 24mm f1.9 (1/1.35" Exmor T for mobile) | 50MP 1/1.56インチ f/1.8 23mm |
| 超広角 | 50MP(Full aspect) 48MP(Effective) 16mm f2.0(1/1.56" Exmor RS for mobile) | 50MP 1/2.88インチ f/2.0 16mm |
| 望遠 | 12MP 85–170mm(可変) f2.3(85mm) f3.5(170mm) (1/3.5" Exmor RS) | 50MP (3.5x光学 / 120xデジタル) 1/2.76 インチ f/2.8 85mm |
| フロントカメラ | 12MP 24mm f2.0 (1/2.9" Exmor RS for mobile) | 32MP f/2.4 |
| ビデオ (最大解像度、最大fps) | 4K / 120fps | 8K 30fps 4K 120fps |
バッテリー・充電
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 5,000mAh | 7,300mAh |
| 充電時間(有線) | 約100分で100% (PD-PPS対応ACアダプタ、最大30W) | 最大120W SUPERVOOC (約39分で100%) |
| ワイヤレス充電 | 最大15W(Qi) | 最大50W AIRVOOC (Qi、約39分で50%) |
| リバース充電 | 無線リバース | 無線、有線リバース |
| 充電器同梱 | ACアダプタ、ケーブル同梱なし | ケーブル (地域によっては充電器同梱) |
通信・SIM
| Xperia 1 VII | OnePlus 15 | |
|---|---|---|
| SIM(nanoSIM/eSIM、デュアルSIM) | デュアルSIM nanoSIMx2 nanoSIM+eSIM | デュアルSIM nanoSIM + nanoSIM nanoSIM + eSIM (デュアルeSIMはアプデで2026年Q1提供予定) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 | Bluetooth 6.0 |
| FeliCa(おサイフ) | 対応 | 非対応 (NFCのみ) |
それぞれの項目ごとの比較
パフォーマンス面での比較
ベンチマークはOnePlus 15の方が圧倒的に高い
AnTuTu(v11)において「OnePlus 15」は「Xperia 1 VII」に対して100万点近い差を付けており、同じハイエンドモデルでも圧倒的な性能差となっています。
と言うのも「Xperia 1 VII」が搭載する「Snapdragon 8 Elite」に対し、「OnePlus 15」はさらに進化した「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が採用されています。
更に「OnePlus 15」は「Snapdragon 8 Elite Gen 5」の性能を最大限発揮させるために冷却機能にも力が入れられており、
- 「360°Cryo-Velocity Cooling System」と呼ばれる、約5,700mm²以上というスマホ最大級のベーパーチャンバーを搭載
- 熱を画面側に逃がさないための「航空宇宙グレードのエアロゲル」
- 背面全体に広がるグラファイトシート
など、熱を逃がすための設計がされています。
これによって高いパフォーマンスを維持しやすくなっているのもあって、ベンチマークも高めな数値が多く確認できます。
ちなみに「Xperia 1 VII」はアプローチが正反対で、
「ユーザーの手が不快にならない温度を保つ」
と言うことを優先している様で、熱を無理に外へ逃がすよりも早めに性能を制限(スロットリング)して発熱自体を抑える傾向があります。
なので、
- 「OnePlus 15」はスマホの限界に挑戦した冷却システム
- 「Xperia 1 VII」は手に持った時の快適さと安定した動作を重視するシステム
と言う方向性の違いがあります。
Xperia 1 VIIはmicroSDXC(最大2TB)に対応
本体のストレージに関しては「OnePlus 15」は1TBモデルまで用意されており、「Xperia 1 VII」の512GBよりも大きいです。
しかし「Xperia 1 VII」は最大2TBのmicroSDXCに対応しているので、大容量を求める方は「Xperia 1 VII」の方が相性が良いです。
Xperia 1 VIIは生体認証が指紋認証のみ
「OnePlus 15」は顔と指紋の両方に対応しているので、
- 手袋をしていても「顔」でロック解除
- 逆にマスクをしていても「指紋」で解除
という隙のない柔軟性があります。
一方、「Xperia 1 VII」は指紋認証のみとなっているので、顔認証が欲しい方からすると不便に感じるかもしれません。
オーディオ面での比較
Xperiaはイヤホンジャック搭載
最近のスマホではイヤホンジャックが搭載されていないモデルが多いですが、「Xperia 1 VII」には搭載されているので、USB変換ケーブルなどを用意しなくても有線イヤホンが使えます。
それだけで無く、ウォークマンでも使われていた高品質素材が採用されているので、イヤホンを高音質で鳴らしてくれます。
Xperiaのスピーカーはフルエンクロージャー構造で音質に優れた設計
「Xperia 1 VII」は、前向き配置の「フルステージステレオスピーカー」に加えて、スピーカー背面側をしっかり箱で密閉するフルエンクロージャー構造を採用しているのが特徴です。
この構造はスピーカーの背面から出る音が回り込んで打ち消し合うのを抑えやすく、低音の量感・締まりや中高域のクリアさを出してくれます。
さらにスピーカーの再生帯域(低音域・高音域)を拡張していて、スマホ内蔵スピーカーでもしっかり聴けるチューニングがされています。
ディスプレイ面での比較
画面サイズ、解像度はOnePlus 15の方が上
両方ともスマホとしては大画面に分類されるサイズ感ですが、「OnePlus 15」の方が約0.28インチ程大きく、より大画面になっています。
そしてアスペクト比は両方とも19.5:9なので「OnePlus 15」は一回り大きい見え方になっています。
なので「OnePlus 15」の方が、
- 一度に表示できる情報量が多くブラウジングなどが快適
- 動画やゲームの没入感が高い
- ゲームの操作がしやすい
- キーボードが打ちやすい(人による)
等のメリットが体感しやすいです。
OnePlus 15はリフレッシュレートが165Hzに対応
「Xperia 1 VII」を含め多くのハイエンドスマホが120Hzに留まる中、「OnePlus 15」は165Hzリフレッシュレートに対応しています。
1秒間に画面を165回書き換えるこの性能は、特にFPSやアクションゲームにおいてその真価を発揮しやすく、
- 映像の動きが滑らかになってエイム操作がしやすくなる
- 残像感が減って素早く動く敵を視認しやすくなる
- 遅延が少なくなる
などのメリットを与えてくれます。
注意点として165Hzを使うにはプレイするゲーム側も対応している必要があるので、自分がプレイしているゲームが対応しているか確認しておくのがおすすめです。
OnePlus 15はタッチサンプリングレートが最大3,200Hzに対応
「OnePlus 15」の真の武器は165Hzの映像だけではありません。特筆すべきは、最大3,200Hzという異次元のタッチサンプリングレートです。
一般的なハイエンド機で多い240Hzと比較して、指の動きを検知する頻度は最大10倍以上となっています。
これはFPSのエイムやリズムゲームの判定において、これまでは「ごく僅かなズレ」として諦めていた入力遅延を極限まで排除する事が可能です。
なので上で書いてきた、
- 高いベンチマーク
- 165Hz
などと組み合わさって、かなりゲーミング向けなスマホとなっています。
本体サイズ、重量の比較
幅と重量はOnePlus 15の方が大きめ
画面が大きい事もあって、片手操作時に違いを体感しやすい幅の大きさが「OnePlus 15」の方が約2.7mm近く大きいです。
そして数値で見ると2.7mmは小さく見えますが、スマホの幅において2.7mmは結構違いを感じやすい差と言えます。
それに加えて重量も約15~20g近く重いので、片手での使いやすさに関しては「Xperia 1 VII」の方が優れていると感じる方が多いと思います。
カメラの比較
OnePlus 15の作例
Xperia 1 VIIの作例
OnePlus 15は8Kの動画撮影に対応
「Xperia 1 VII」の最大録画解像度は4Kとなっていますが、「OnePlus 15」は8Kまで対応しています。
なので動画編集でクロップしやすい映像を撮影したい方などは「OnePlus 15」の方が相性が良いです。
Xperiaは物理シャッターボタン搭載
「Xperia 1 VII」にはカメラ専用の物理シャッターボタンが搭載されているので、カメラと同じ様な操作感で写真撮影が出来ます。
加えてこのボタンは、
- 半押しでAF、奥まで押し込んで撮影
- ボタンを押すとカメラアプリが起動
と言った様に機能面にも優れているので、スマホのカメラを良く使う方からすると魅力的な物だと思います。
ちなみに不要な場合はこのボタンを無効に設定する事も出来ます。
バッテリー、充電の比較
バッテリー容量、充電速度はOnePlus 15の方が圧倒的に優れている
バッテリー性能においては「OnePlus 15」は「Xperia 1 VII」に対して圧倒的な差をつけています。
バッテリー容量は7,300mAhと大容量で充電に関しても、
- 有線充電は約39分で100%
- 無線充電は約39分で50%
と言った様にスマホ全体で見てもかなり高速と言えます。
とは言え、これは「OnePlus 15」が凄すぎると言う話で「Xperia 1 VII」も他のハイエンドモデルと比べて特別劣っている訳ではありません。
通信・SIMの比較
OnePlus 15は「おサイフケータイ(FeliCa)」に非対応
ここまで書いてきた様に、ベンチマークやバッテリー、ディスプレイ面などで圧倒的なスペック差を叩き出している「OnePlus 15」ですが、
「日本での使い勝手」
という土俵に上がると、「Xperia 1 VII」に軍配が上がります。
と言うのも「OnePlus 15」は日本向けモデルとしては販売されていないので「おサイフケータイ(FeliCa)」に対応していません。
なのでスマホを「財布」や「定期券」として活用しているユーザーにとって、おサイフケータイ(FeliCa)非対応は、スペック以上に重い意味を持つと思います。
その他の違い
OnePlus 15はカラーの違いで手触りも違う
「OnePlus 15」はカラーの違いによってサイズと重量が若干違いますが、肌触りにも違いがあります。
簡単にそれぞれの特徴を書くと、
- Sand Storm:ファイバーグラス複合材にセラミック級の特殊コーティングを施しチタンの1.3倍の硬度。マットな質感で指紋が全く目立たず非常に頑丈
- Infinite Black:シルクのように滑らかでしっとりで指紋が目立ちにくい
- Ultra Violet:陶器のような滑らかさで指紋の目立ちやすさは標準的
この様になっており、特にSand Stormはガラスではなく「強化繊維」を採用なので、落としても割れにくく指紋も全く目立たない、ケース無しでも運用しやすい優れた作りになっています。
まとめ
- 高い処理能力、高Hzによる高いゲーミング性能が欲しい方
- 大容量バッテリーと爆速充電が欲しい方
- ケース無しで運用したい方
(その場合は「Sand Stormカラー」を選ぶのがおすすめ) - 8Kの動画撮影が欲しい方
- おサイフケータイが必要無い方、もしくは別で代用できる方
- イヤホンジャックが欲しい方
- スピーカーの音質が欲しい方
- microSDXC(最大2TB)で容量を拡張したい方
- 物理シャッターボタンが欲しい方
- 大画面スマホでも片手での使いやすさが欲しい方
- 指紋認証のみで問題無い方



