
先に簡単な結論を書いてしまうと、
- PixelならではのAI機能が欲しい方、片手で使いやすい大きすぎないサイズ感が欲しい方、Qi2のワイヤレス充電が欲しい方は「Pixel 10 Pro」
- 高い処理性能が欲しい方、デザインが好きな方、大画面が欲しい方、1000Hzのタッチサンプリングレートが欲しい方は「Nothing Phone (3)」
と言う様な事が言えます。
とは言っても、これ以外にも考慮すべきポイントはあるのでこの記事では、
- 簡単な特徴
- 比較スペック表
- 項目別比較
- まとめ
という流れで、「どっちが自分向きか」を具体的に判断できるように解説します。
Contents
早く把握したい人向けの簡単な特徴
- 独特なデザイン
- 「Pixel 10 Pro」よりもベンチマークが高め
- 「Pixel 10 Pro」よりも画面サイズが大きい
- ピーク輝度が高め
- タッチサンプリングレートが1000Hz
- PixelならではのAI機能
- 「Nothing Phone (3)」よりもコンパクト+軽量
- ワイヤレス充電がQi2に対応
比較スペック表
基本情報
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年8月 | グローバル:2025年7月 日本:2025年8月 |
| OS | Android | Nothing OS (Androidベース) |
| SoC | Google Tensor G5 Titan M2 | Snapdragon 8s Gen 4 |
| メモリ | 16GB | 12GB 16GB |
| ストレージ | 256GB 512GB | 256GB 512GB |
| microSD | 非対応 | 非対応 |
| 生体認証 | 指紋 顔 | 指紋認証 顔認証 |
| 端子 | USB Type-C | USB Type-C |
| スピーカー | ステレオスピーカー | ステレオスピーカー |
ベンチマーク(2026年2月時点の平均値(AI調査))
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| AnTuTu (v11) | 1,536,423 | 2,470,916 |
| Geekbench(シングル) | 2,285 | 2,133 |
| Geekbench(マルチ) | 6,201 | 6,811 |
| AnTuTu v11 | |
|---|---|
| 〜130万 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 130万〜150万 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 150万〜190万 | 上位~ハイエンド一歩手前 (普段使いは勿論、ライトなゲームも快適。 重めな3Dゲームは物足りない可能性が高い) |
| 190万〜220万 | ハイエンドクラスの入口辺り (重めな3Dゲームも出来るが最高設定は厳しめ) |
| 220万〜270万 | ハイエンド級 |
| 270万〜300万 | ハイエンドの中でも上位クラス |
| 300万〜370万 | ハイエンドの中でも超上位 |
| それ以上 | 別格 (ゲーミング特化のトップクラスが多い) |
| シングル | |
|---|---|
| 800〜1,200 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 1,200〜1,800 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 1,800〜2,400 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 2,400〜3,200 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
| マルチ | |
|---|---|
| 2,000〜3,500 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 3,500〜6,000 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 6,000〜8,500 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 8,500〜12,000 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
ディスプレイ
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| パネル | Super Actua(有機EL) | Flexible AMOLED(有機EL) |
| 画面サイズ | 6.3インチ | 約6.67インチ |
| アスペクト比 | 20:9 | 20:9 |
| 解像度 | 1,280×2,856 | 2,800 × 1,260 |
| 画素密度 | 495 PPI | 460 ppi |
| リフレッシュレート | 1〜120Hz(可変) | 最大120Hz(可変) |
| タッチサンプリング | 非公表 | 最大1,000Hz |
| 輝度 | 2,200ニト(HDR) 3,300ニト(ピーク) | ピーク 4,500nit |
本体
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| 高さ | 152.8mm | 160.6 mm |
| 幅 | 72mm | 75.59 mm |
| 厚さ | 8.6mm | 8.99 mm |
| 重量 | 207 g | 218 g |
| 防水防塵 | 防水:IPX8 防塵:IP6X | IP68 |
カメラ
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| リアカメラ構成 | 広角 超広角 望遠 | 広角 超広角 望遠 |
| 広角 | 50MP ƒ1.68 画角82° センサー1/1.3" | 50MP 1/1.3型 24mm f1.68 OIS |
| 超広角 | 48MP(AF) ƒ1.7 画角123° センサー1/2.55" (マクロ対応) | 50MP 1/2.76型 15mm f2.2 114° |
| 望遠 | 48MP(OIS) ƒ2.8 光学5倍 センサー1/2.55" | 50MP 1/2.75型 f2.68 70mm OIS 光学3倍 (ロスレス6倍・最大60倍) |
| フロントカメラ | 42MP(AF) ƒ2.2 画角103° | 50MP f2.2 |
| ビデオ (最大解像度、最大fps) | 8K/30FPS 4K /60fps | 4K/60fps |
バッテリー・充電
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,870mAh | 5,150mAh |
| 充電時間(有線) | 約30分で最大55% (30W以上のUSB-C PPS対応充電器) | 60分でフル充電 (公式Nothing65W充電器使用時) |
| ワイヤレス充電 | Qi2 最大15W | Qi |
| リバース充電 | 非対応 | 無線リバース |
| 充電器同梱 | ACアダプタなし USB-Cケーブル付属 | ACアダプタなし USB-Cケーブルあり |
通信・SIM
| Pixel 10 Pro | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| SIM(nanoSIM/eSIM、デュアルSIM) | デュアルSIM nanoSIM / eSIM eSIM×2 | デュアルSIM nanoSIMx2 nanoSIM+eSIM |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6 | Bluetooth 6 |
| FeliCa(おサイフ) | 対応 | 対応 |
それぞれの項目ごとの比較
パフォーマンス面での比較
ベンチマークはNothing Phone (3)の方が高め
ベンチマークについては「Nothing Phone (3)」の方が高い結果が多く、単純な処理性能に関しては「Pixel 10 Pro」はあまり高くはありません。
なので重めな3Dゲームをプレイしたいと言う方は「Nothing Phone (3)」の方が向いています。
とは言え、「Nothing Phone (3)」の方も最高クラスの性能と言う訳では無いので、ゲームの設定を最高設定+高フレームレートで遊びたい方にとっては物足りなさを感じると思います。
ディスプレイ面での比較
Nothing Phone (3)の方がサイズが大きめ
ディスプレイサイズは「Nothing Phone (3)」の方が約0.37インチ大きく、この差はスマホにおいてかなり大きいです。
そしてアスペクト比は両方とも20:9で、比率は同じで一回り大きくなっています。
なので使用感としては
- 「Nothing Phone (3)」は大画面スマホ
- 「Pixel 10 Pro」は中型スマホ
と言った見え方になっているので「Nothing Phone (3)」の方が、
- 一度に表示できる情報量が多くブラウジングなどが快適
- 動画やゲームの没入感が高い
- ゲームの操作がしやすい
- キーボードが打ちやすい(人による)
等のメリットが体感しやすいです。
Nothing Phone (3)はタッチサンプリングレートが1000Hz
「Nothing Phone (3)」はタッチサンプリングレートが1000Hzと、ゲーミングスマホ並みの数値を持っています。
ちなみにゲーミングに特化していない一般的なスマホは多くて120Hz、高くても240Hzの物が多いので、それらと比べて圧倒的な高さとなっています。
なのでゲーミング向けな処理性能の高さも相まって、音ゲーやFPS系など低遅延が求められるゲームをやり込みたい場合は「Nothing Phone (3)」の方が相性が良いです。
Nothing Phone (3)の方がピーク輝度が高め
ピーク輝度は「Pixel 10 Pro」も十分明るい部類の数値ですが、「Nothing Phone (3)」はそれ以上に明るくなっています。
なので日中の外などの明るい場所では「Nothing Phone (3)」の方が見やすいと感じる方が多いと思います。
本体サイズ、重量の比較
Pixel 10 Proの方がコンパクト+軽量
画面サイズが小さい分、全体的なサイズは「Pixel 10 Pro」の方が小さめで、
- 高さは約8mm小さい
- 幅は約3.5mm小さい
- 厚さは約4mm小さい
と言った様になっています。
なので「Nothing Phone (3)」は少し大型な部類、「Pixel 10 Pro」は中くらいな部類と言った感じで、片手操作のしやすさは「Pixel 10 Pro」の方が良いです。
加えて重量も「Pixel 10 Pro」の方が9gほど軽く、この差も片手操作を長く続けるほど体感しやすくなると思います。
カメラの比較
Nothing Phone (3)の作例
Pixel 10 Proの作例
バッテリー、充電の比較
Pixel 10 Proはワイヤレス充電がQi2に対応
「Pixel 10 Pro」はQi2のワイヤレス充電に対応しているので、マグネットくっつけるタイプの充電器が使用できます。
一方「Nothing Phone (3)」のワイヤレス充電の規格はQiとなっているので、マグネット式は使えず、置くだけのタイプしか使えなくなっています。
その他機能面
Nothing Phone (3)の半透明ボディ、Glyph Matrixによる独特なデザインと機能
「Nothing Phone (3)」の分かりやすい特徴と言えば半透明ボディによるデザインだと思います。
背面を見れば「Nothing Phone (3)」だと誰でもわかるデザインで、カメラなどのレイアウトもマス目に配置されている様な見た目になっています。
更に背面右上には「Glyph Matrix」と言うドット表示のディスプレイが搭載されており、情報や通知を表示させたり、ミニゲームで遊ぶなどが出来ます。
なのでこの唯一無二のデザインが欲しいのであれば選択肢は「Nothing Phone (3)」一択と感じられると思います。
Google PixelならではのAI機能
AI機能と言えば、Google Pixelの一番の魅力と言えるポイントだと思います。
そのAI機能の例を挙げると、
- マイボイス通訳…通話をリアルタイムで翻訳してAIが声やトーンをそのままに通訳してくれる
- マジックサジェスト…チャット、通話、検索などの中で、今必要そうな情報や次にやりたい操作を候補で出してくれる機能
(メッセージで予定を聞かれたらAIがカレンダーを参照してその日の予定を表示してくれるなど) - Pixelスクリーンショット…スクリーンショットの内容をAIが解析し、タイトルや概要などを生成して整理してくれる
- 通話スクリーニング…掛かってきた電話の応対をAIに任せて、名前や用件などを代わりに聞いてくれる機能
この様に人によってはかなり助かる機能が揃っています。
なのでこの様なAI機能が魅力的に感じる場合は「Google Pixel」は唯一の選択肢に感じられると思います。
まとめ
- 「Nothing Phone (3)」のデザインが好きな方
- 高い処理性能が欲しい方
- 大きめな画面サイズが欲しい方
- 1000Hzのタッチサンプリングレートが欲しい方
- PixelならではのAI機能が欲しい方
- 重いゲームを快適にプレイする為の処理性能が必要ない方
- 画面サイズよりも片手で使いやすいコンパクトさが欲しい方
- Qi2のワイヤレス充電が欲しい方



