
先に簡単な結論を書いてしまうと、
- 高い処理性能が欲しい、イヤホンジャックが欲しい、microSDXC(最大2TB)を使いたい、物理シャッターボタンが欲しいなら「Xperia 1 VII」
- デザインが好きな方、1000Hzのタッチサンプリングレートが欲しい方、顔認証が欲しい方は「Nothing Phone (3)」
と言う様な事が言えます。
とは言っても、これ以外にも考慮すべきポイントはあるのでこの記事では、
- 簡単な特徴
- 比較スペック表
- 項目別比較
- まとめ
という流れで、「どっちが自分向きか」を具体的に判断できるように解説します。
Contents
早く把握したい人向けの簡単な特徴
- 独特なデザイン
- 生体認証が顔と指紋に対応
- 「Xperia 1 VII」よりも画面サイズが少し大きい
- タッチサンプリングレートが1000Hz
- 「Nothing Phone (3)」よりも処理性能が高い
- microSDXC(最大2TB)に対応
- 生体認証が指紋認証のみ
- スピーカーがフルエンクロージャー構造で音質に優れた設計
- イヤホンジャック搭載
- カメラ専用の物理シャッターボタン搭載
- 4K/120fpsの動画撮影に対応
比較スペック表
基本情報
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年6月 | グローバル:2025年7月 日本:2025年8月 |
| OS | Android | Nothing OS (Androidベース) |
| SoC | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8s Gen 4 |
| メモリ | 12GB 16GB | 12GB 16GB |
| ストレージ | 256GB 512GB | 256GB 512GB |
| microSD | microSDXC (最大2TB) | 非対応 |
| 生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 顔認証 |
| 端子 | USB Type-C イヤホンジャック(3.5mm) | USB Type-C |
| スピーカー | フルステージステレオスピーカー (フルエンクロージャー構造) | ステレオスピーカー |
ベンチマーク(2026年2月時点の平均値(AI調査))
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| AnTuTu (v11) | 2,989,650 | 2,470,916 |
| Geekbench(シングル) | 2,955 | 2,133 |
| Geekbench(マルチ) | 8,920 | 6,811 |
| AnTuTu v11 | |
|---|---|
| 〜130万 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 130万〜150万 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 150万〜190万 | 上位~ハイエンド一歩手前 (普段使いは勿論、ライトなゲームも快適。 重めな3Dゲームは物足りない可能性が高い) |
| 190万〜220万 | ハイエンドクラスの入口辺り (重めな3Dゲームも出来るが最高設定は厳しめ) |
| 220万〜270万 | ハイエンド級 |
| 270万〜300万 | ハイエンドの中でも上位クラス |
| 300万〜370万 | ハイエンドの中でも超上位 |
| それ以上 | 別格 (ゲーミング特化のトップクラスが多い) |
| シングル | |
|---|---|
| 800〜1,200 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 1,200〜1,800 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 1,800〜2,400 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 2,400〜3,200 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
| マルチ | |
|---|---|
| 2,000〜3,500 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 3,500〜6,000 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 6,000〜8,500 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 8,500〜12,000 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
ディスプレイ
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| パネル | 有機EL | Flexible AMOLED(有機EL) |
| 画面サイズ | 約6.5インチ | 約6.67インチ |
| 解像度 | 2340×1080 (FHD+) | 2,800 × 1,260 |
| 画素密度 | 約396 ppi | 460 ppi |
| リフレッシュレート | 1〜120Hz(可変) | 最大120Hz(可変) |
| タッチサンプリング | 240Hz | 最大1,000Hz |
| 輝度 | 前機種から20%向上 (具体的な数値非公開) | ピーク 4,500nit |
本体
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| 高さ | 約162mm | 160.6 mm |
| 幅 | 約74mm | 75.59 mm |
| 厚さ | 約8.2mm | 8.99 mm |
| 重量 | 約197g | 218 g |
| 防水防塵 | 防水:IPX5 / IPX8 防塵:IP6X | IP68 |
カメラ
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| リアカメラ構成 | 広角 超広角 望遠 | 広角 超広角 望遠 |
| 広角 | 52MP(Full aspect) 48MP(Effective) 24mm f1.9 (1/1.35" Exmor T for mobile) | 50MP 1/1.3型 24mm f1.68 OIS |
| 超広角 | 50MP(Full aspect) 48MP(Effective) 16mm f2.0(1/1.56" Exmor RS for mobile) | 50MP 1/2.76型 15mm f2.2 114° |
| 望遠 | 12MP 85–170mm(可変) f2.3(85mm) f3.5(170mm) (1/3.5" Exmor RS) | 50MP 1/2.75型 f2.68 70mm OIS 光学3倍 (ロスレス6倍・最大60倍) |
| フロントカメラ | 12MP 24mm f2.0 (1/2.9" Exmor RS for mobile) | 50MP f2.2 |
| ビデオ (最大解像度、最大fps) | 4K / 120fps | 4K/60fps |
バッテリー・充電
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,150mAh |
| 充電時間(有線) | 約100分で100% (PD-PPS対応ACアダプタ、最大30W) | 60分でフル充電 (公式Nothing65W充電器使用時) |
| ワイヤレス充電 | Qi | Qi |
| リバース充電 | 無線リバース | 無線リバース |
| 充電器同梱 | ACアダプタ、ケーブル同梱なし | ACアダプタなし USB-Cケーブルあり |
通信・SIM
| Xperia 1 VII | Nothing Phone (3) | |
|---|---|---|
| SIM(nanoSIM/eSIM、デュアルSIM) | デュアルSIM nanoSIMx2 nanoSIM+eSIM | デュアルSIM nanoSIMx2 nanoSIM+eSIM |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6 | Bluetooth 6 |
| FeliCa(おサイフ) | 対応 | 対応 |
それぞれの項目ごとの比較
パフォーマンス面での比較
ベンチマークはXperia 1 VIIの方が高め
ベンチマークについては「Xperia 1 VII」の方が高い結果が多く、処理性能に関しては「Nothing Phone (3)」はワンランク下な印象です。
特に重めな3Dゲームなどの場合は「Nothing Phone (3)」もプレイできない訳ではありませんが、設定を落とす必要がある可能性が高いです。
なので画質設定とフレームレート設定を高くしてプレイしたい方は「Xperia 1 VII」の方が相性が良いです。
とは言っても「Nothing Phone (3)」も十分ハイエンドクラスと言える性能は持っているので、高設定に拘らなければ問題には感じないと思います。
Xperia 1 VIIはmicroSDXC(最大2TB)に対応
本体のストレージに関しては両方とも最大512GBモデルが用意されていますが、「Xperia 1 VII」は最大2TBのmicroSDXCに対応しています。
なので大容量を求める方は「Xperia 1 VII」の方が相性が良いです。
Xperia 1 VIIは生体認証が指紋認証のみ
「Nothing Phone (3)」は顔認証と指紋認証の両方に対応していますが、「Xperia 1 VII」は指紋認証のみとなっています。
オーディオ面での比較
Xperiaはイヤホンジャック搭載
最近のスマホではイヤホンジャックが搭載されていないモデルが多いですが、「Xperia 1 VII」には搭載されているので、USB変換ケーブルなどを用意しなくても有線イヤホンが使えます。
それだけで無く、ウォークマンでも使われていた高品質素材が採用されているので、イヤホンを高音質で鳴らしてくれます。
Xperiaのスピーカーはフルエンクロージャー構造で音質に優れた設計
「Xperia 1 VII」は、前向き配置の「フルステージステレオスピーカー」に加えて、スピーカー背面側をしっかり箱で密閉するフルエンクロージャー構造を採用しているのが特徴です。
この構造はスピーカーの背面から出る音が回り込んで打ち消し合うのを抑えやすく、低音の量感・締まりや中高域のクリアさを出してくれます。
さらにスピーカーの再生帯域(低音域・高音域)を拡張していて、スマホ内蔵スピーカーでもしっかり聴けるチューニングがされています。
ディスプレイ面での比較
画面サイズ、解像度はNothing Phone (3)の方が上
画面サイズは「Nothing Phone (3)」の方が約0.17インチほど大きいですが、この差はかなり小さいので体感的にはそこまで変わらないと思います。
また解像度も「Nothing Phone (3)」の方が高いですが、人間が違いを体感できる画素密度の限界値が300~400と言われているので、「Xperia 1 VII」の396 ppiも十分な数値で、体感的な違いは感じないと思います。
Nothing Phone (3)はタッチサンプリングレートが1000Hz
ゲーミング向けな処理性能に関しては「Xperia 1 VII」の方が高いですが、「Nothing Phone (3)」はタッチサンプリングレートが1000Hzと、ゲーミングスマホ並みの数値を持っています。
これによってタッチ操作の遅延が少なく、単純計算でタッチサンプリングレートが240Hzの「Xperia 1 VII」より約4倍の速さで操作を反映させられます。
なので音ゲーやFPS系など低遅延が求められるゲームをやり込みたい場合は「Nothing Phone (3)」の方が相性が良いです。
本体サイズ、重量の比較
Xperia 1 VIIの方が全体的にコンパクト+軽量
サイズは全体的に「Xperia 1 VII」の方がコンパクトではありますが、そこまで大きな差ではありません。
しかし「Xperia 1 VII」の方が約20g近く軽量で、この差は片手操作時に体感しやすい部分です。
なので片手操作のしやすさに関しては「Xperia 1 VII」の方が使いやすく感じる方が多いと思います。
カメラの比較
Nothing Phone (3)の作例
Xperia 1 VIIの作例
Xperiaは物理シャッターボタン搭載
「Xperia 1 VII」にはカメラ専用の物理シャッターボタンが搭載されているので、カメラと同じ様な操作感で写真撮影が出来ます。
加えてこのボタンは、
- 半押しでAF、奥まで押し込んで撮影
- ボタンを押すとカメラアプリが起動
と言った様に機能面にも優れているので、スマホのカメラを良く使う方からすると魅力的な物だと思います。
ちなみに不要な場合はこのボタンを無効に設定する事も出来ます。
Xperia 1 VIIは4K/120fpsの動画撮影に対応
「Nothing Phone (3)」は4K/60fpsまでですが「Xperia 1 VII」は4K/120fpsに対応しています。
なので4K画質でスローモーションの動画編集がしやすい動画撮りたい人は「Xperia 1 VII」の方が相性が良いです。
バッテリー、充電の比較
Nothingの方が充電時間が早い
公式スペックを見比べると
- 「Xperia 1 VII」は約100分で100%
- 「Nothing Phone (3)」は60分でフル充電
となっており「Nothing Phone (3)」の方が充電時間は速いです。
XperiaはUSB-Cケーブルの付属も無し
ACアダプタは両機とも付属されていませんが、「Nothing Phone (3)」はUSB-Cケーブルは付属されています。
一方で「Xperia 1 VII」はケーブルも付属されていません。
その他機能面
Nothing Phone (3)の半透明ボディ、Glyph Matrixによる独特なデザインと機能
「Nothing Phone (3)」の分かりやすい特徴と言えば半透明ボディによるデザインだと思います。
背面を見れば「Nothing Phone (3)」だと誰でもわかるデザインで、カメラなどのレイアウトもマス目に配置されている様な見た目になっています。
更に背面右上には「Glyph Matrix」と言うドット表示のディスプレイが搭載されており、情報や通知を表示させたり、ミニゲームで遊ぶなどが出来ます。
なのでこの唯一無二のデザインが欲しいのであれば選択肢は「Nothing Phone (3)」一択と感じられると思います。
まとめ
- 「Nothing Phone (3)」のデザインが好きな方
- 1000Hzのタッチサンプリングレートが欲しい方
- 顔認証が欲しい方
- 高い処理性能が欲しい方
- microSDXC(最大2TB)で容量を拡張したい方
- 指紋認証のみで問題ない方
- イヤホンジャックが欲しい方
- スピーカーの音質が欲しい方
- 軽量さを求める方
- 物理シャッターボタンが欲しい方



