
先に結論を書いてしまうと、
- Google PixelならではのAI機能を使いたい、持ち心地のスリムさが欲しいなら「Pixel 10 Pro」
- 重めなゲームをプレイする、音質に優れた設計が欲しい、軽量さが欲しいなら「Xperia 1 VII」
と言った様な事が言えます。
この記事では、
- 簡単な特徴
- 比較スペック表
- 項目別比較
- まとめ
という流れで、「結局どっちが自分向きか」を具体的に判断できるように解説します。
Contents
早く把握したい人向けの簡単な特徴
- 処理性能が圧倒的に高い
- microSDXC(最大2TB)に対応
- 生体認証は指紋認証のみ
- カメラ専用の物理シャッターボタン搭載
- イヤホンジャック搭載+ウォークマンと同じ高品質素材で音質に優れる
- フルエンクロージャー構造のスピーカーで音質に優れる
- ハイエンドスマホとしては処理性能が低め
- 画面サイズ、解像度、画素密度が高い
- 生体認証は顔と指紋に対応
- Xperia 1 VIIよりもサイズは小さいが少し重め
- PixelならではのAI機能
比較スペック表
基本情報
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年8月 | 2025年6月 |
| OS | Android | Android |
| SoC | Google Tensor G5 | Snapdragon 8 Elite |
| メモリ | 16GB | 12GB 16GB |
| ストレージ | 256GB 512GB | 256GB 512GB |
| microSD | 非対応 | microSDXC (最大2TB) |
| 生体認証 | 指紋 顔 | 指紋 |
| 端子 | USB Type-C | USB Type-C イヤホンジャック(3.5mm) |
| スピーカー | ステレオスピーカー | フルステージステレオスピーカー (フルエンクロージャー構造) |
ベンチマーク(2026年2月時点の平均値)
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| AnTuTu (v11) | 1,536,423 | 2,989,650 |
| Geekbench(シングル) | 2,285 | 3,094 |
| Geekbench(マルチ) | 6,201 | 9,293 |
| シングル | |
|---|---|
| 800〜1,200 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 1,200〜1,800 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 1,800〜2,400 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 2,400〜3,200 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
| マルチ | |
|---|---|
| 2,000〜3,500 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 3,500〜6,000 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 6,000〜8,500 | ハイエンド一歩手前〜上位 |
| 8,500〜12,000 | 最新世代のハイエンド級 (最上位クラス) |
| それ以上 | ハイエンドクラスの中でも特に高性能 |
| AnTuTu v11 | |
|---|---|
| 〜130万 | エントリーモデル (普段使いはできるが重めは苦手) |
| 130万〜150万 | ミドル (体感は十分、重い処理はそれなり) |
| 150万〜190万 | 上位~ハイエンド一歩手前 (普段使いは勿論、ライトなゲームも快適。 重めな3Dゲームは物足りない可能性が高い) |
| 190万〜220万 | ハイエンドクラスの入口辺り (重めな3Dゲームも出来るが最高設定は厳しめ) |
| 220万〜270万 | ハイエンド級 |
| 270万〜300万 | ハイエンドの中でも上位クラス |
| 300万〜370万 | ハイエンドの中でも超上位 |
| それ以上 | 別格 (ゲーミング特化のトップクラスが多い) |
ディスプレイ
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| パネル | Super Actua(有機EL) | 有機EL |
| 画面サイズ | 6.3インチ | 約6.5インチ |
| 解像度 | 1,280×2,856 | 2340×1080 (FHD+) |
| PPI | 495 PPI | 約396 ppi |
| リフレッシュレート | 1〜120Hz(可変) | 1〜120Hz(可変) |
| タッチサンプリング | 非公表 | 240Hz |
| 輝度 | 2,200ニト(HDR) 3,300ニト(ピーク) | 前機種から20%向上 (具体的な数値非公開) |
本体
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| 高さ | 152.8mm | 約162mm |
| 幅 | 72mm | 約74mm |
| 厚さ | 8.6mm | 約8.2mm |
| 重量 | 207 g | 約197g |
| 防水防塵 | 防水:IPX8 防塵:IP6X | 防水:IPX5 / IPX8 防塵:IP6X |
カメラ
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| リアカメラ構成 | 広角 超広角 望遠 | 広角 超広角 望遠 |
| 広角 | 50MP ƒ1.68 画角82° センサー1/1.3" | 52MP(Full aspect) 48MP(Effective) 24mm f1.9 (1/1.35" Exmor T for mobile) |
| 超広角 | 48MP(AF) ƒ1.7 画角123° センサー1/2.55" (マクロ対応) | 50MP(Full aspect) 48MP(Effective) 16mm f2.0(1/1.56" Exmor RS for mobile) |
| 望遠 | 48MP(OIS) ƒ2.8 光学5倍 センサー1/2.55" | 12MP 85–170mm(可変) f2.3(85mm) f3.5(170mm) (1/3.5" Exmor RS) |
| フロントカメラ | 42MP(AF) ƒ2.2 画角103° | 12MP 24mm f2.0 (1/2.9" Exmor RS for mobile) |
| ビデオ (最大解像度、最大fps) | 8K/30FPS 4K /60fps 1080p/240fps | 4K /120fps |
バッテリー・充電
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,870mAh | 5,000mAh |
| 有線充電 | 約30分で最大55% (30W以上のUSB-C PPS対応充電器) | 約100分で100% (PD-PPS対応ACアダプタ、最大30W) |
| ワイヤレス充電 | Qi2 最大15W | Qi |
| リバース充電 | 非対応 | 無線リバース |
| 充電器同梱 | ACアダプタなし USB-Cケーブル付属 | ACアダプタ、ケーブル同梱なし |
通信・SIM
| Pixel 10 Pro | Xperia 1 VII | |
|---|---|---|
| SIM | デュアルSIM nanoSIM / eSIM or eSIM×2 | デュアルSIM nanoSIM / eSIM or eSIM×2 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6 | Bluetooth 6 |
| FeliCa(おサイフ) | 対応 | 対応 |
それぞれの項目ごとの比較
パフォーマンス面での比較
ゲーミング性能はXperia 1 VIIの方が圧倒的に高い
「Pixel 10 Pro」はハイエンドクラスのスマホとして売り出されてはいますが、他社のハイエンドクラスと比べて処理性能自体は低めです。
なのでベンチマーク値を「Xperia 1 VII」と比較するとAnTuTu (v11)では二倍近くの差が付いています。
そして「Pixel 10 Pro」のベンチマーク値は重めな3Dゲームでは物足りないと感じる可能性が高いです。
一方「Xperia 1 VII」の数値はゲーミングに特化したゲーミングスマホほどでは無いですが、十分快適に遊びやすいクラスではあるので、重めなゲームをプレイする方は「Xperia 1 VII」の方がおすすめです。
Xperia 1 VIIはmicroSDXC(最大2TB)に対応
本体のストレージについては両方とも、
- 256GB
- 512GB
の二種類が用意されていて同じになっていますが、「Xperia 1 VII」はmicroSDXCで最大2TBまで拡張出来ます。
その為、スマホに大容量を求める方は「Xperia 1 VII」の方が相性が良いです。
Pixel 10 Proは指紋に加えて顔認証にも対応
「Pixel 10 Pro」は生体認証が指紋と顔の両方に対応しています。
一方「Xperia 1 VII」は顔認証には対応しておらず生体認証は指紋のみとなっているので、顔認証の手軽さが欲しい方は「Pixel 10 Pro」の方が相性が良いです。
ちなみに「Xperia 1 VII」の指紋認証は画面内では無く、右サイドに搭載されています。
ディスプレイ面での比較
画面サイズはXperia 1 VII、解像度と画素密度はPixel 10 Proが上
画面サイズは「Xperia 1 VII」の方が0.2インチほど大きくなっています。
ただし6.3インチと6.5インチの差はそこまで大きくは無く、実際の使用感においてはそこまで違いを感じないと言う方が多いと思います。
そして解像度と画素密度については「Pixel 10 Pro」の方が高いです。
とは言っても、人間が違いを体感できる限界値が300PPI~400PPIと言われているので、「Xperia 1 VII」の396 ppiも十分な数値で、体感的な解像感はそこまで差は感じないと思います。
本体サイズ、重量の比較
Pixel 10 Proの方が全体的にコンパクトだが少し重め
サイズに関しては「Pixel 10 Pro」の方が全体的にコンパクトで、特に片手での持ちやすさに直結しやすい幅は2mm小さいです。
そしてスマホの幅においての2mm差は結構体感しやすい数値なので持った時のスリム感は「Pixel 10 Pro」の方が感じやすいと思います。
厚さについては「Pixel 10 Pro」の方が厚めですが、幅ほどの差は感じにくく、人によっては少し厚めの方が使いやすく感じる場合もあるので、好みによって変わってくるポイントだと思います。
また重量については「Pixel 10 Pro」の方が10gほど重めで、この10gは片手で持った際に違いを体感しやすい差です。
なので、
- 「Pixel 10 Pro」は持ち心地はコンパクトだけど重量を感じやすい
- 「Xperia 1 VII」は少し幅広だけど「Pixel 10 Pro」より軽い持ち心地
と言った様になっているので軽さが欲しいか、スリムさが欲しい方によって好みが分かれると思います。
カメラの比較
Xperia 1 VIIの作例
Pixel 10 Proの作例
Xperiaは物理シャッターボタン搭載
「Xperia 1 VII」にはカメラ専用の物理シャッターボタンが搭載されているので、カメラと同じ様な操作感で写真撮影が出来ます。
加えてこのボタンは、
- 半押しでAF、奥まで押し込んで撮影
- ボタンを押すとカメラアプリが起動
と言った様に機能面にも優れているので、スマホのカメラを良く使う方からすると魅力的な物だと思います。
ちなみに不要な場合はこのボタンを無効に設定する事も出来ます。
オーディオ面での比較
Xperiaはイヤホンジャック搭載
最近のスマホではイヤホンジャックが搭載されていないモデルが多いですが、「Xperia 1 VII」には搭載されているので、USB変換ケーブルなどを用意しなくても有線イヤホンが使えます。
それだけで無く、ウォークマンでも使われていた高品質素材が採用されているので、イヤホンを高音質で鳴らしてくれます。
Xperiaのスピーカーはフルエンクロージャー構造で音質に優れた設計
「Xperia 1 VII」は、前向き配置の「フルステージステレオスピーカー」に加えて、スピーカー背面側をしっかり箱で密閉するフルエンクロージャー構造を採用しているのが特徴です。
この構造はスピーカーの背面から出る音が回り込んで打ち消し合うのを抑えやすく、低音の量感・締まりや中高域のクリアさを出してくれます。
さらにスピーカーの再生帯域(低音域・高音域)を拡張していて、スマホ内蔵スピーカーでもしっかり聴けるチューニングがされています。
バッテリー、充電の比較
バッテリー容量はXperia 1 VIIの方が大きく、Pixel 10 ProはQi2に対応
バッテリー容量は「Xperia 1 VII」の方が少し大きめで、充電W数は同じ30Wになっています。
そしてワイヤレス充電は「Pixel 10 Pro」はQi2に対応しているのでマグネットでくっ付けて安定して充電しやすいです。
一方「Xperia 1 VII」はQiなのでマグネットでは無く、ただ置くだけのワイヤレス充電器しか使えません。
XperiaはUSB-Cの付属も無し
ACアダプタは両機とも付属されていませんが「Pixel 10 Pro」はUSB-Cケーブルが付属されています。
一方で「Xperia 1 VII」はケーブルも付属されていません。
その他機能面
Google PixelならではのAI機能
AI機能と言えば、Google Pixelの一番の魅力と言えるポイントだと思います。
そのAI機能の例を挙げると、
- マイボイス通訳…通話をリアルタイムで翻訳してAIが声やトーンをそのままに通訳してくれる
- マジックサジェスト…チャット、通話、検索などの中で、今必要そうな情報や次にやりたい操作を候補で出してくれる機能
(メッセージで予定を聞かれたらAIがカレンダーを参照してその日の予定を表示してくれるなど) - Pixelスクリーンショット…スクリーンショットの内容をAIが解析し、タイトルや概要などを生成して整理してくれる
- 通話スクリーニング…掛かってきた電話の応対をAIに任せて、名前や用件などを代わりに聞いてくれる機能
この様に人によってはかなり助かる機能が揃っています。
なのでこの様なAI機能が魅力的に感じる場合は「Google Pixel」は唯一の選択肢に感じられると思います。
まとめ
- 重めな3Dゲームなどをプレイする方
- 指紋認証だけで十分な方
- microSDXCで容量を拡張したい方
- カメラ専用の物理ボタンが欲しい方
- 有線イヤホンを使いたい方
- スピーカーの高音質が欲しい方
- Google Pixel特有のAI機能が欲しい方
- 顔認証が欲しい方
- 重いゲームをプレイしない方
- スリムな持ち心地が好きな方
